野党?

  • 2008/11/13(木) 00:00:00

昨日、平成19年度一般会計決算が認定されました。

高額療養費未請求問題に絡んで、私は調定額の算出事務のあり方として、「概算調定」にすべき項目を「収入調定」にしていることが不適切と指摘しました。

結論としては、決算全体の調定額見直しと、結果が議会へ報告されることが決まりました。

調定額の事務処理が不適切である以上、決算認定についても疑問を呈していましたが、最終的には会派としての政策一致を図り、賛成といたしました。

高額療養費未請求問題に関する金額は、問題発覚後の平成21年度予算・平成20年度決算において算出すべきであると結論付けました。



一部では、「野党議員を中心に反対」との意見も聴かれましたが、地方議会において「与野党」を持ち込むこと自体が誤りです。

実情として、与野党意識の強い地方議会もありますが、「議会改革」として、あるべき議会を目指している当市においては、与野党意識のもとで採決していることは無いと断言できます。

市長が提出した議案に対し、反対することがすべて「野党」と捉えるならば、野党はすべてにおいて賛成しかねるでしょうし、与党はすべてにおいて反対しかねる自体になります。

「市長」も「議員」も、市民からの直接選挙で選ばれているわけですから、「与野党」を一根拠として採決の是非を図る議論は、いいかげんやめるべきではないでしょうか。

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会派の意味は?

 先日はご丁寧なメールをありがとうございました。
この問題を考える上で参考になりました。

 国政と違い地方(特に市町村)議会において与野党
(これはいわゆる国政の政党で区分した場合の与野党と
 認識していますが、そういう解釈でいいですか?)
 の区分を持ち込むのは確かに意味はないかもしれませんね。

 ただちょっと疑問に思ったのは、では「会派とはなんぞや?」と
いう点です。
 辻議員も本来の自分の意見とは違った会派としての結論に従ったということですよね? これは政党の方針に従うのとそんなに違いがないような印象もあるのですが、このへんはどうなのでしょう?

 特に今回の問題は、直接選挙で選ばれている市議会議員さん、それぞれの考えを知る上でも、「会派の方針に関係なく、個々の判断に任せる」という流れには持っていって欲しかったなと思います。

 あと単純な疑問ですが、もし決算が承認されなかった場合は、どのようなことになるのでしょうか?


 また決算承認がなされなかった場合は、どうなるのでしょうか?
 
 
 

コメントありがとうございます

会派の意味はなにか?今回はそれを考える機会にもなりました。

私は会派について、「政策調整」を図る場と考えています。

国政での「与党」は、その政党組織から、執行権をもつ総理大臣(代表)が出ているので、当然、総理大臣と政党の政策は、同一の判断をとることになります。

しかしながら、地方議会では市長も議員もそれぞれ、市民からの直接選挙で選ばれているわけですから、議員が市長と政策一致を図る必要はありません。

「会派」の果たす役割は、いわゆる「与野党」とはまったく別に、議員21名の合議体において、政策を「調整」する場と考えます。

21名それぞれが、すべてにおいて意思統一や調整を図らずに、政策議論をすれば、「議会」としての統一見解をまとめることが出来なくなります。(それ自体の必要性を考えたときに、政策調整をする必要が無いと考えれば、会派は必要ありませんが・・)

先の、副市長人事など、政治姿勢に係わるものは「個々の判断に任せる」べきでしょうが、予算決算などは、直接政策にかかわるものですので、議論を経た結果、調整を図ることは妥当と考えました。

もし、議案に対する会派方針が私の考える政治姿勢と大きくずれる場合は「議決の際に退席する」「会派を離脱する」などの手段がありますが、今決算は会派内での議論に、私自身が納得した上での賛成です。

言うまでも無いかもしれませんが、会派方針云々以前に、決算について「賛成」した以上、そこにある政治責任は私個人が担うことになると認識しています。

「決算が承認されない場合」についてですが、私が調べた限りでは、承認されないことで、なんらかの「強制力」が発生することは無いようです(誤りがあればご指摘下さい)。

しかしながら、議会に認められない会計処理をされたことは、“自治体活動の適切性を裏付けるものが無い”ことになるのかなと思います。

>先日、メールでお送りした資料ですが、急いで作成したこともあり、誤字があるようでした。申し訳ありません。内容はうまく伝わりましたでしょうか?

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